タテモノ日記.001
今日から、タテモノ日記を更新です。
建築雑誌を見て“見たい!”と思った建築は“できるだけ見に行く!”と、心がけて12年。
建物から、施主、設計、施工の想いと意図を知るには、
実際、その空間に立つことが一番!
その意図が空間から見えてくると、建築はずっと面白くなります!
ということで、今まで見てきた建物を、自前写真で紹介!
少しでも、行ってみたい!見てみたい!と思ってもらえたらです!
まずは、横浜から。
横浜で“何をみたらいい!?と聞かれたら開口一番、
“大さん橋!(大さん橋国際旅客船ターミナル)“
と答える程お勧め建築です。
視覚的にも派手なので、一目で他の建築とは何か違うと感じます!

竣工は、2002年で、もう11年経ってます。着工前の国際コンペの時から話題性は抜群でした。
磯崎新さんのコンペ時の言葉も印象的でした。
竣工時は、コンペ時と違う!などいろんな意見もありましたが、私はとても好きな建築です。
大さん橋に立って、いいな。と思うことは、いつもたくさんの人が利用していることです。
そして、先端に立って建物を振り返った時に、いろんな所に人が歩いている風景は、
建物というよりは、公園のようで不思議な感じがします。
床と壁、壁と屋根をゆるやかに繋いで出来た空間は、
歩いていると、いつの間に床が屋根に!そんな不思議な体験ができるのも
この建物の面白いところです。何より、すごく歩きたくなる楽しい建築です。
竣工から、11年経って、木材の色もだいぶ変わりましたが、とてもいい味になっています。
ちなみに、細かい所では言うと、私のおすすめは斬新な手すりです。
取り付け方といい形状といい、かっこいいです!!