ツダノタテモノ日記。

タテモノ日記.006

6回目の今回は、出歩くにはちょうど良い季節となってきたので、
ショッピングと一緒に見にいけるような、商業建築に目を向けて行きましょう!
商業建築と言うと、どちらかというと、内装のイメージが強いですが・・・。
そんなことはありません!!
銀座・表参道・青山には、建築家が設計した有名ブランド建物が並ぶ、建築ストリートが出来ています。
ここは内装だけではなく、建物全体でブランドを表現した、一際目立つ建築がざっと思い浮かべても・・
Louis Vuitton : 青木淳さん、dior :妹島和世さん、TOD’S : 伊東豊雄さん、ONE表参道 : 隈研吾さん、
表参道ヒルズ : 安藤忠雄さん、・・・などなど満載です。
その中でもお勧めは、なんといっても青山通りにある、
“プラダ・ブティック青山店”です。(見たことのある方も多いでしょうか?!)
竣工は、2003年。
設計は、 “ヘルツォーク&ド・ムーロン”。
ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンの2人によるスイスの建築家ユニットです。
日本で有名なのは、北京オリンピックの時の、北京国家体育館(通称「鳥の巣」)でしょうか!?
では、青山のプラダ、何かすごいの?と聞かれたら、
これはもう、写真を見てもらうと分かると思いますが、一瞬みるだけで、わー!!
と声がでてしまうくらいきれいで、いろんなびっくりがある建物です。

 

まず驚くのは、遠目でも一際目立つ、形と外装です。全面ガラスの建物は多くありますが、
菱型のガラスは目立ちます!
そして、近づくと、
構造は??・・。柱・梁、はどこ??とか、ガラスに凹凸があるとか、
菱型ガラスが意外と大きい!!とか
周囲を回ってみると、
方向によって、形が違って見える等々。驚きどころ満載です。
きっと、こういった驚きどころと言うのは、普通とは違う所なので、
設計する段階でも苦労したのではないかなーといつも、見ながら思ってしまいます。ちなみに、構造は、この菱型の部分が主体構造になっています。
日本ではあまり見ない構造なのは、地震の多い日本ではこのような構造形式はNGのようです。
そこで、なんとかクリアするために、地下に免震装置を設け、地震力を吸収することで、この構造を可能にしたのだとか!?
構造が、意匠と一体になると、代々木体育館もそうですが、なんとも言えない、力強さを感じますね。
そして、なんといっても、
一瞬で目を引き付けるファサードを作っている、特注の曲面ガラス!!きれいですね!!
設計もさることながら、日本の施工技術の素晴らしさにため息が出てしまいます。

竣工して10年以上経っていますが、今も変わらす、とてもきれいです。
いつまでも、一際目を引くきれいさは有名ブランドの醍醐味でしょうか!?
まさに、それ建物で表している感じですね。
これからの季節、表参道のケヤキ並木の紅葉を見ながら、
少し、プラダまで足を延ばして、プラダの中にある、オープンスペースで、
この曲面ガラスのきれいな建物を眺めてみてはどうでしょうか?!

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タテモノ日記.006

6回目の今回は、出歩くにはちょうど良い季節となってきたので、
ショッピングと一緒に見にいけるような、商業建築に目を向けて行きましょう!
商業建築と言うと、どちらかというと、内装のイメージが強いですが・・・。
そんなことはありません!!
銀座・表参道・青山には、建築家が設計した有名ブランド建物が並ぶ、建築ストリートが出来ています。
ここは内装だけではなく、建物全体でブランドを表現した、一際目立つ建築がざっと思い浮かべても・・
Louis Vuitton : 青木淳さん、dior :妹島和世さん、TOD’S : 伊東豊雄さん、ONE表参道 : 隈研吾さん、
表参道ヒルズ : 安藤忠雄さん、・・・などなど満載です。
その中でもお勧めは、なんといっても青山通りにある、
“プラダ・ブティック青山店”です。(見たことのある方も多いでしょうか?!)
竣工は、2003年。
設計は、 “ヘルツォーク&ド・ムーロン”。
ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンの2人によるスイスの建築家ユニットです。
日本で有名なのは、北京オリンピックの時の、北京国家体育館(通称「鳥の巣」)でしょうか!?
では、青山のプラダ、何かすごいの?と聞かれたら、
これはもう、写真を見てもらうと分かると思いますが、一瞬みるだけで、わー!!
と声がでてしまうくらいきれいで、いろんなびっくりがある建物です。

 

まず驚くのは、遠目でも一際目立つ、形と外装です。全面ガラスの建物は多くありますが、
菱型のガラスは目立ちます!
そして、近づくと、
構造は??・・。柱・梁、はどこ??とか、ガラスに凹凸があるとか、
菱型ガラスが意外と大きい!!とか
周囲を回ってみると、
方向によって、形が違って見える等々。驚きどころ満載です。
きっと、こういった驚きどころと言うのは、普通とは違う所なので、
設計する段階でも苦労したのではないかなーといつも、見ながら思ってしまいます。ちなみに、構造は、この菱型の部分が主体構造になっています。
日本ではあまり見ない構造なのは、地震の多い日本ではこのような構造形式はNGのようです。
そこで、なんとかクリアするために、地下に免震装置を設け、地震力を吸収することで、この構造を可能にしたのだとか!?
構造が、意匠と一体になると、代々木体育館もそうですが、なんとも言えない、力強さを感じますね。
そして、なんといっても、
一瞬で目を引き付けるファサードを作っている、特注の曲面ガラス!!きれいですね!!
設計もさることながら、日本の施工技術の素晴らしさにため息が出てしまいます。

竣工して10年以上経っていますが、今も変わらす、とてもきれいです。
いつまでも、一際目を引くきれいさは有名ブランドの醍醐味でしょうか!?
まさに、それ建物で表している感じですね。
これからの季節、表参道のケヤキ並木の紅葉を見ながら、
少し、プラダまで足を延ばして、プラダの中にある、オープンスペースで、
この曲面ガラスのきれいな建物を眺めてみてはどうでしょうか?!

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