方針と取り組みPOLICY & INITIATIVES
4つの方針と達成目標
株式会社キクシマは、国連が提唱する「持続可能な2030年までの開発目標(SDGs)」に賛同し、“人と街が輝く未来”の実現に向けた企業活動をもって、地域のみなさまと力を併せながら、17のゴールの目標達成に貢献して参ります。
街に輝きをもたらすものづくり
教育・福祉施設等の建設
幼稚園・保育園等の教育施設や老人ホーム等の福祉施設の施工実績が多数あります。施工に当たっては住む人・使う人にとっての心地よさを第一として、お施主様の思いを反映させることを大切にして参りました。
リノベーション事業
長く住んで来た家で、これからも快適に過ごしてゆけるように。昨今高まっているリフォーム・リノベーションの需要に対して、キクシマでは注文住宅同様、こだわりの空間作りと使いやすさ・丈夫さを両立することを第一としています。
キクシマがこれから手掛けてゆくもの〜持続可能性のある、輝く街づくり〜
キクシマは、社会問題の一つとなっているストック住宅、いわゆる「空き家」の再生・再利用により、4つの項目を2030年の達成目標といたします。
IOTを活用した再生住宅
住宅設備や家電などにインターネット接続し、一台のタブレットにて遠隔操作ができる住宅づくりを目指します。自らや家族の健康管理、高齢者支援、介護支援など幅広く利用できることから、これからの暮らし方として需要の高まりが望めるIOT活用住宅へと再生し、再利用します。
地域の防災拠点となる建物づくり
社会問題となっているストック住宅(空き家)を地域の防災拠点耐震補強工事の実施により地震に強い建物に再生し、太陽光発電システム、蓄電池の設置により再生エネルギーを利用して停電時でもある一定の電力をまかなえる設備を設けます。災害備蓄品なども常備した防災拠点として地域の方が安心できる建物に再生し、再利用します。
地球環境に配慮した住宅づくり
断熱材の取り付けや窓の取り換えにより断熱性を高め、また、太陽光発電システムによりエネルギー負荷の軽減や二酸化炭素排出量の軽減、蓄電池設置による再生エネルギーの使用ができる住宅に再生します。
地域支援型住宅づくり
ひとり親家庭などの方向けの入居型住宅として再生します。託児所や学童施設を併設した住宅とし、ひとり親の方の社会復帰を支援するだけでなく、地域の方々にも参加していただきながら、帰りの遅い親御さんに代わり定期的な勉強会や教育、食事の提供や遊戯など、質の良い教育や自立支援もおこなえる建物に再生し、再利用します。
製造工程にサステナビリティを
現場運営による取り組み
- ●LED器具の使用率UP
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- 現場照明 現在80% → 年間90%以上へ
- 仮設照明 現在35% → 年間70%以上へ
- ●排ガス対策型機器の使用率UP
- 現在90% → 年間95%以上へ
- ●産業廃棄物処理の削減
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- 廃棄率 前年度実績に対して 5%DOWN
- リサイクル率 前年度実績に対して 5%UP
- ●リサイクル砕石の採用
- 現在 使用率85% → 年間95%以上へ
- ●鉄筋工事におけるアンカー定着板工法の推奨
- 現在0% → 年間10%以上へ
- ●型枠工事におけるフラットデッキ型枠の採用推奨
- 現在5% → 年間10%へ
- ●内装工事におけるノンフロン型発泡ウレタン材の採用
- 現在100%
- ●内装工事における自然塗料採用の推奨
- 現在30% → 年間50%へ
- ●内装工事における水性塗料採用の推奨
- 現在60% → 年間70%へ
- ●内装工事における珪藻土・漆喰採用の推奨
- 現在10% → 年間20%へ
- ●内装工事における室内環境測定の実施
- 現在実施率50% → 年間80%以上へ
- ●養生材の再生材利用
- 現在 規定なくバラバラ → 100%再生材へ
- ●設備配管の指定
- 現在 SU管・VU管を使用 → 全てVP管に変更
- ●協力業者様への発注規定
- SDGs取組み企業・取組みメーカーへの優先発注
他、様々な視点よりSDGsの目標達成に即した考え方に基づき、具体的な数値目標を挙げて現場を運営して参ります。
鉄骨工場による取り組み
- ●工場内照明の取替え工事
- 消費電力を63%削減
- ●鋼材を電炉材優先へ
- 電炉材使用率30% → 2年後30% → 4年後100%へ
- ●スクラップ発生率の削減
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- 【横浜工場】切断発注率80% → 1年後90% → 2年後100%へ
- 【長野工場】現在の発生率を100%として → 1年後10%削減 → 以降切断発注へ切替え
- ●加工図面のペーパーレス化
- 現在紙の使用率90% → 1年後50%にDOWNへ → 2年後全面デジタル化へ
キクシマ新システムの採用
工事業務のIOT化・ペーパーレス化
令和3年度より、社内システムを一新しました。現場に行かなくても工事管理業務が可能なシステムであり、業務の効率化・ペーパーレス化を推進します。これによる業務改善の環を協力業者様へも広げてゆきながら、中小規模の総合建設会社における工事業務のIOT化を牽引してゆきます。
働き方改革・リモートワーク推進
PC及びタブレット端末の使用やキクシマ新システムの活用による業務時間の短縮、また最新技術による施工時間の短縮を図り、残業時間の削減と4週8休の実現に取り組んでいます。
人に輝きをもたらすきっかけづくり
ストリートファニチャーほか CSR活動
教育施設の建設および職員向けセミナー、建築家展、Kurashi展、Ululu meeting、+Life、そしてストリートファニチャー等、建築物・鋼構造物以外の部分において生活の中の豊さを提案・提供する素敵なCSR活動やコラボレーションを作り出してゆきます。
働きやすく、働きがいのある会社づくり
学生の職業体験など地域との繋がり、モミの木プロジェクトなど街の活性化、そして社員が個々人らしく輝ける生き方を応援してゆくために健康経営への取組みなどで社内環境や制度の見直しを繰り返し、より良い姿を模索し続けています。
パートナーシップの力で目標達成に向けて
キクシマ SDGs 基金
SDGsの目標達成の為、2021年3月より協力業者様を中心としたネットワークにご理解・ご協力を頂き基金制度をスタートさせました。工事代金の 0.1%および寄付を原資とし、SDGsの目標達成に沿った形にて“人と街が輝く未来”の実現に向けた活動に充てさせていただきます。
なお、基金の使途明細はSDGs報告書として年に1回HP等にてご報告をさせて頂きます。
キクシマ SDGs 基金
「かがやき活動応援コンペティション」
- 応募概要
- 詳しい概要はPDFをご覧下さい。
- エントリー受付
- 応募をご希望の方は事前にエントリー受付を行なって下さい。
受付完了後、事務局より 【エントリー受付番号】 をお送りします。 - 申請用紙
- 申請用紙をダウンロードし、 〈寄付金実施計画書〉 ・ 〈収支計画書〉 の必要事項をご記入の上、下記メールへご応募下さい。
Excel と PDF どちらかお選びください。 - 評価基準
- 評価基準については PDF をご覧下さい。
- よくあるご質問
- 応募の際にいただく、よくあるご質問を PDF にまとめました。
- 2022.11.09
- 寄付先が決定しました詳しくはキクシマの公式facebookをご確認ください。
SDGs 報告書
Y-SDGs(スプリーム)の認証、かながわSDGsパートナーの登録認定を受けています!各項目に対する目標達成率などを毎月確認し、この後発刊の「Kマガジン」にてSDGsに係る活動報告をさせていただきます。